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勝手にしやがれHeyしすたー

勝手にしやがれHeyしすたー

西澤保彦は


   ○×先生の~~を読んで、自分もこういうのを書いてみたいと思いました。

   なんて書かれている本は、なんとなくつまんないんじゃないか?という気が
   していました。
   しかし、



西澤保彦は




   違うのです!!


   初期の西澤作品は、こういうのが多い。本当に多い。
   で、すべてが、

   「なんでこれ読んで、こうなっちゃうのさ!!!!」と、突っ込みいれたくて
   もうたまらん!!な内容。

   もちろんいい意味で。
   不思議だ。本当に不思議な作家だ。

   西澤ワールドにのみ、通用する「んな馬鹿な!」な、破天荒な常識。
   それは、とんでもない理屈によって確立されてしまう。


   西澤保彦の魅力というと、やはりこの、ぶっ飛んだところとか、SF要素が入った内容
   とか、かもしれないけれど、やはり何より、この人の書くキャラクターが好きである。


   外せないのはシリーズ物の「タックシリーズ」と、「神麻嗣子シリーズ」だっっ!!

   タックシリーズは、別名「酩酊推理シリーズ」で、楽しい仲間たちが、いつもいつも
   いつも酒を飲みながら、ごちゃごちゃ推理する物語。
   (大ざっぱな上間違ってるか? いや、違ってはないはず)

   タックを始め、タカチ・ボアン先輩・ウサコちゃんと、実に魅力的なキャラクター
   満載で、どれをいきなり読んでも、それなりに楽しめるとは思うけど、やはり順を
   追って読むことこそ、シリーズ物の醍醐味。

   読み続ければ続けるほど、彼らとの付き合いは長くなるわけで・・・、だからこそ
   「依存」を読んだとき、


   どええええええええっっ!!! タカチがタックにこんなこと言っちゃうのおお!!!
   きゃああああああっっ!!


   と、悲鳴を上げてしまうんである。


   「神麻嗣子シリーズ」もねえ。
   超能力物なんだけど、読んだときは、

   やられたーーーーー書きたかったのよ、こういうのっっ!!

   と叫んでしまって、いやあ、仮に自分に、文章力・才能がものすごーーーくあっても、
   作家になろうとは、思わないけども、好き勝手、話作って書くのは好きだから、やっぱり
   やられましたっっ。


   嗣子ちゃんはかわいいぞーーー♪ お料理上手だし。
   一番好きなのは、神余響子ちゃんなのだが。


   とにもかくにも。

   西澤ファンって、


   こんなおもしろいの知ってるのは、私だけだもんね。教えないもんね。へっへっへっへ。


   なんて思ってる人が、けっこう多そうだが、どうでしょう??(笑)




   (03・12・20)


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